仏壇・位牌の処分方法まとめ|供養の手順と注意点を専門家が解説 🗂️

仏壇・位牌の処分方法まとめ|供養の手順と注意点を専門家が解説 🗂️
遺品整理をしていると、多くの方が悩まれるのが「仏壇」や「位牌」の取り扱いです。
故人を偲ぶ大切なものだからこそ、簡単には処分できない――そんなお気持ち、よくわかります。

今回は、仏壇や位牌をどのように扱えばよいか、供養や処分の方法をわかりやすくまとめました。


■ 仏壇・位牌は「粗大ごみ」ではありません

まず知っておきたいのは、仏壇や位牌は一般的な粗大ごみとして処分できないという点です。
多くの自治体では回収対象外となっており、適切な供養や専門業者の手配が必要となります。


■ 処分の方法は主に3つ

?@ お寺や神社で「閉眼供養(魂抜き)」をしてもらう

仏壇や位牌には、故人の魂やご先祖の思いが宿っていると考えられています。
そのため、処分前には**「閉眼供養(へいがんくよう)」や「お性根抜き」**と呼ばれる儀式を行い、魂を抜く必要があります。
• 菩提寺(付き合いのあるお寺)がある場合は、まずご相談を。
• 無宗派・宗派不明でも、受け付けてくれるお寺や業者もあります。

?A 専門の遺品整理業者に依頼する

当社のような遺品整理業者でも、仏壇・位牌の供養と処分を承っております。
提携する寺院にて供養を行ったうえで、丁寧に処理いたします。
【写真付きの供養証明書】をお渡しすることも可能です。

?B 自治体のルールを確認して処分する(※供養後に限る)

供養が済んだあと、仏壇本体を分解して可燃ごみ・不燃ごみに出す方法もあります。
ただし、自治体によって回収ルールが異なるため、事前確認が必要です。



■ 位牌の扱いも仏壇と同様に丁寧に

位牌は特に故人の象徴ともいえる存在です。
こちらも閉眼供養を行い、寺院に納めたり、専門業者に引き取ってもらうのが一般的です。

もし新しい位牌にまとめ直す場合(「まとめ位牌」「繰出し位牌」など)、菩提寺で相談するとスムーズです。


■ 処分に迷ったら「一時保管」も選択肢

「どうしても今は決めきれない」
「兄弟・親族と相談中で時間がかかりそう」

そんなときは、仏壇や位牌を一時的に保管することも可能です。
当社では、一定期間の保管サービスも行っております。心の整理がつくまで、ゆっくりご判断いただけます。



最後に:気持ちに寄り添った整理を

仏壇や位牌は、モノでありながら、心のよりどころでもあります。
だからこそ、「供養」や「ありがとうの気持ち」を込めて手放すことが、心の整理にもつながっていくのです。

「どうすればいいかわからない」とお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
遺品整理のプロとして、ご家族の想いを大切にしながら、最適な方法をご提案いたします。
2025.06.15

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