形見分けについて

形見分けとは、故人が愛用していた品物を親族や友人などに分けることです。
故人を偲ぶために、故人の思い出を共有し、残された人が故人を思い続けることを目的としています。

【形見分けの対象となる品物】
♦時計、万年筆などの日常的に使用していた品物
♦着物、髪飾りなどの衣服
♦食器類、模型などのコレクション類
♦数珠などの仏具

【形見分けを行う時期】
♦仏式では、故人の死後49日に行われる四十九日法要のあと
♦神式では、故人が亡くなってから50日後に行われる五十日祭のあと
♦キリスト教では、故人が亡くなった1ヶ月後の追悼ミサ以降

【形見分けを行う際の注意点】
♦ 高価すぎる品物は、贈与税の対象となる可能性があります。
♦故人との関係性がわからない人から申し出を受ける場合は、交友関係を調べたり、親族間で相談したりしましょう
♦目上の人へは形見分けをしないのが一般的ですが、目上の人から要望がある場合は分けてもかまいません
♦壊れて使えない品物や、贈られる人の好みに合っていない品物では形見分けは行われません

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